日産自動車(株)は、100%電気トラックの実証運行を、千代田区のコミュニティサイクル事業実証実験内で、2015年3月16日から開始すると発表した。同車は、小型トラックをベースに、同社の電気自動車(EV)のモーター・バッテリーを最大限活用したEVシステムを搭載しており、排気ガスを一切出さないことから、都心部のエンジン車乗り入れ制限のあるエリアにも入っていけるほか、低騒音であることから、深夜の時間帯でも運行し易い車両となっている。また、JC08モードでの航続可能距離が約62kmで、30分間で容量の80%まで充電可能な急速充電機能を内蔵している。今回、NTTドコモと千代田区が、千代田区内全域に配置されている約30か所のサイクルポート間での次世代コミュニティサイクルシステムを搭載した自転車の再配置運営に、2か月間活用する。これにより、事業全体におけるさらなるCO2削減効果が期待できる。同社では、実証運行で得られたデータをもとに、走行性能や充電の運用などに関する検証を進め、今後の開発に生かすという。
情報源 |
日産自動車(株) ニュースリリース
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機関 | 日産自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 日産自動車 | EV | 排気ガス | トラック | 騒音 | 充電 | 千代田区 | NTTドコモ | 実証運行 |
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