環境省、林野庁、文化庁、外務省及び国土交通省は、「富士山」を世界遺産一覧表に記載するための推薦書(暫定版)を、ユネスコへ提出すると発表した。これは、平成23年9月22日に、外務省において開催された世界遺産条約関係省庁連絡会議において、「富士山」(文化庁・環境省・林野庁の共同推薦)及び「武家の古都・鎌倉」(文化庁・国土交通省の共同推薦)の世界文化遺産への推薦について検討が行われ、推薦書(暫定版)の提出が決定されたもの。平成23年9月30日までにユネスコ世界遺産センターに推薦書(暫定版)を提出した後、同センターによる形式審査が行われる。その後、平成24年2月1日までに推薦書(正式版)を提出し、これを受けて平成24年夏から秋にICOMOS(国際記念物遺跡会議)による現地調査が行われる予定。