岡山市は、廃食油由来のバイオディーゼル燃料の導入によるCO2排出削減事業に係る共同実施者を募集すると発表した(受付締切:平成24年10月30日)。同市では、地球温暖化防止のため、CO2の排出削減を推進するための様々な事業を行っている。このうち平成21年度から実施している、バイオ燃料地域利用事業では、平成24年度末までに累計で2,681t(予定)のCO2の排出削減を見込んでいる。同市では、この排出削減されたCO2をクレジット化し、大企業等(共同実施者)に売却することで、様々な環境保全事業に役立てることを計画している。今回、同事業で創出された国内クレジットを購入する事業者を、入札により公募する。事業者が取得した国内クレジットは、企業の自主行動計画やイベント等のカーボン・オフセットに活用することができるという。