三井化学(株)、三井物産(株)、(株)シーテック、東亞合成(株)、(株)東芝、東レ(株)及び三井造船(株)の7社は、愛知県田原市で太陽光・風力発電所の建設工事に着手したと発表した。同事業は、太陽光・風力発電に関する技術・製品・事業運営等に知見・実績を有する7社が共同で国内最大規模の太陽光発電事業(メガソーラー)及び風力発電事業を行うもの。今回着手した両発電所の合計の発電量は、約19,000世帯の使用電力量に相当する約67,500MWh/年で、二酸化炭素を約32,000t-CO2/年削減(約230万本の杉の木の二酸化炭素吸収量に相当)することができるとしている。両発電所は、2014年10月に運転を開始する予定で、事業期間は運転開始から20年間。運営する過程で生じる様々なノウハウや課題情報を共有するとともに、それぞれの知見を活かして課題解決に取り組み、再生可能エネルギーの推進に寄与する。また、参加各社は、中部電力(株)と技術的な協力関係を維持し、国内最大級のメガソーラーならではの新たな技術的知見の習得を進めていくという。