海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、建物エネルギー性能を測るオンラインツールをアップグレード

発表日:2013.07.18


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、建物のエネルギー性能を測定するオンラインツール「エネルギースター・ポートフォリオ・マネージャ」をアップグレードしたと発表した。新マネージャでは、より使いやすいインターフェイスを導入したほか、データの共有機能、報告の利便性、ライフサイクルを通じた建物管理機能を強化。建物のエネルギー性能(水使用、光熱費、温室効果ガス排出量等)を1~100点で評価し、国内の同等の建物と比較することができる。このツールで75点以上を獲得し、専門家の承認を得れば、エネルギースター認証の取得も可能となる。EPAの研究によると、認証を受けた建物は、標準的なものよりエネルギー消費量、温室効果ガス排出量とも35%少なく、資産価値や入居率は高いことがわかった。3年以上継続的に評価された建物ではエネルギー消費量が毎年2.4%減少しているという。1992年の制度開始以来、認証対象となった製品や建物は65品目を超え、2012年だけで240億ドルの光熱費が削減されたという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 環境総合
キーワード 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | 光熱費 | 建物 | 測定 | オンライン | ツール | エネルギー性能 | エネルギー消費量
関連ニュース

関連する環境技術