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 アメリカ環境保護庁、2018年版温室効果ガスインベントリ報告書を公表

発表日:2018.04.18


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、1990~2016年の国内の温室効果ガス(GHG)の排出・吸収に関する2018年版インベントリ報告書で、排出は引き続き減少したと報じた。2016年にGHG排出量は2015年比で約2%、2005年比で11%減少し、電力部門では2005~2016年に約25%減少したという。2016年のGHG総排出量は65億1100万トン(CO2換算)で、部門別では、運輸・電力が各28%で最も多く、次いで製造22%、商業・住宅11%、農業9%だった。2016年の排出減は、主に化石燃料燃焼による排出の減少に起因しており、その背景には、燃料を石炭から天然ガスに切り替えた発電、暖冬による住宅や商業部門での暖房燃料の需要減など複数の要因がある。この報告書はGHG7種(CO2、メタン、N2O、HFC類、PFC類、SF6、NF3)の排出量とともに、森林、草木、土壌等の吸収源により大気中から除去されたCO2量も算定、1990年から毎年、国連気候変動枠組条約事務局に提出されている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース 報告書概要
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 石炭 | 温室効果ガス | 天然ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | GHG | 国連気候変動枠組条約
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