アメリカ環境保護庁、石油・天然ガス貯蔵タンクのVOC排出基準を強化

発表日:2013.08.05

アメリカ環境保護庁(EPA)は、石油・天然ガス貯蔵タンクの揮発性有機化合物(VOC)排出基準(2012年)を改定した。ガス・石油産業では、原油や凝縮液等をパイプラインへの輸送や販売の前などにタンクで一時的に保管する。こうしたタンクは、オゾンの原因物質であるVOCのほか、ベンゼンなど有害汚染物質を発生するおそれがある。VOCを年間6トン以上排出する貯蔵タンクについては、排出量の95%削減義務が既に決まっているが、今回の改定で、排出削減装置の導入期限を段階的に設定した。これにより、排出量の多いタンクの期限を先に設けつつ、所有者らが削減装置を整備する時間を確保した。また代替排出制限として、削減装置がなくても排出量が年間4トン以下であることをタンクの所有者らが証明できれば削減装置は不要になるという。削減装置を既に取り付けたタンクについては、遵守・監視要件も簡素化した。この改定は、EPAの2012年基準の設定後に、使用されるタンク数がEPA想定より多いとの情報が寄せられたため実施された。

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