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 国連環境計画、多国間環境協定の適切な実施を確保するため最高会計検査機関国際組織(INTOSAI)と覚書締結

発表日:2013.09.09


  国連環境計画(UNEP)は、地球環境の問題に取り組む約280の多国間環境協定(MEA)が適切に実施されることを確保するため、最高会計検査機関国際組織(INTOSAI)の環境検査ワーキンググループ(WGEA)と覚書を交わした。多国間環境協定のなかには、モントリオール議定書のように大成功をおさめたものもあるが、国際的な目標達成への進捗が遅れているものも多い。今回の覚書は、環境問題に取り組む各国政府の行動が意図した成果をもたらしているか、環境政策が国際基準を遵守して実施されているか等を評価するための、UNEPと世界の会計検査機関とのより緊密な協力の道を開くものである。UNEPのシュタイナー事務局長は、「各国政府等によってとられた行動を監視・評価する方法をよりよいものにすることは、万人にゆきわたる持続可能な開発を実現する国際的な目標を達成するための地球規模の取組において、重要な役割を果たす」と述べている。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 環境総合
キーワード 国連環境計画 | UNEP | 覚書 | 環境政策 | 環境問題 | 環境協定 | 多国間協定 | MEA | 最高会計検査機関国際組織 | INTOSAI
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