国連環境計画、人類が直面する環境上の新たな脅威を報告

発表日:2016.05.20

国連環境計画(UNEP)は、農作物への有害物質蓄積、人獣共通感染症など近年注目の環境問題を検証し、対策ツールを提示する報告書を公表した。報告書は、次のような重要課題を取り上げている。1)干ばつや豪雨、気温上昇により、農作物に硝酸塩やシアン化水素(青酸)などの有害化学物質が蓄積することがある。また、カビ毒のアフラトキシンは、温暖化のため高緯度地域での増加が予想される。2)人間が自然の生息地に侵入するようになり、エボラ出血熱、鳥インフルエンザ、ジカ熱など野生動物の病原体が家畜や人間へ広がりやすくなっている。3)海中のマイクロプラスチック汚染が世界に広がっており、さまざまな海洋生物とそれを食べる人間の健康に及ぼすリスクの研究が進められている。4)金融部門は、低炭素型で資源効率の高い資産への投資や、環境を破壊する従来型資産からの資本引き上げに、重要な役割を果たしている。5)気候変動の緩和と適応が遅れたため、2003年の熱波のように、生態系や人間、資産および経済に損失と被害をもたらしている。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境
健康・化学物質
水・土壌環境
環境総合
キーワード 気候変動 | 国連環境計画 | UNEP | 感染症 | 有害物質 | 温暖化 | 環境問題 | 金融 | 農作物 | マイクロプラスチック
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