ドイツ、都市環境の生物多様性ホットスポットの保護プロジェクトを開始

発表日:2013.10.01

ドイツ連邦環境省は、ライン川上流域(オーバーライン)の生物多様性ホットスポットを守るプロジェクト「オーバーラインの生命線‐湿地から乾燥地までの自然多様性」が開始されると発表した。ドイツのラインラント・プファルツ、バーデン・ヴゥルテンベルク、ヘッセンの3連邦州にまたがるオーバーライン北部は、多くの希少種が集中する自然の宝庫で、ドイツに30ある「生物多様性ホットスポット」の一つである。しかし人口密集地でもあり、希少な生物が都市環境の中で危機にさらされている。プロジェクトではこれらの生息地の保護・拡大、ネットワークづくりを目指す。脆弱な湿地や乾燥地にある生息地も再生し、地域を超えて結び、つながりを持たせることでその価値を高めていく。人口密集地の自然保護は容易ではないが、人間が生物多様性を身近に感じられる貴重な機会を守ることにもなる。プロジェクトは6年間の予定で、連邦環境省が連邦生物多様性プログラムから380万ユーロを援助する。連邦自然保護庁は専門的部分を支援し、自然保護団体のNABUが協力する。

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