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 アメリカ環境保護庁、2014年再生可能燃料基準案を公表

発表日:2013.11.15


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、2007年エネルギー自立・安全保障法(EISA)に基づき、2014年再生可能燃料基準(RFS)案を公表した。本基準案について60日間の意見公募を行う。RFSは、自動車燃料に混合する再生可能燃料の年間使用量を定め、再生可能燃料の利用推進と温室効果ガスの排出削減を図るもので、2014年基準案では、RFS対象バイオ燃料4区分の生産量・消費量の範囲を示し、その範囲内の目標量として、それぞれセルロース系バイオ燃料(1700万ガロン)、バイオディーゼル(12.8億ガロン)、先進型バイオ燃料(22.0億ガロン)、再生可能燃料全体(152.1億ガロン)を設定した。近年、米国内で販売されるガソリンはほぼすべてが、最大10%のエタノールを含む混合ガソリン(E10)だが、燃費の改善等によりガソリン消費量は予想よりも減少し、エタノール利用の飽和点に達している。基準案では、このいわゆる“E10ブレンドの壁”についても考慮し、その対応案に関する意見も募集している。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 環境総合
キーワード バイオ燃料 | E10 | 温室効果ガス | 自動車 | セルロース | バイオディーゼル | アメリカ環境保護庁 | EPA | 再生可能燃料 | RFS
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