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 アメリカエネルギー省、集光型太陽熱発電(CSP)の新技術開発に6000万ドルを投資

発表日:2011.10.25


  アメリカエネルギー省(DOE)は、集光型太陽熱発電(CSP)の最先端技術の研究開発のため、今後3年間で6000万ドルの投資を行うと発表した。CSPは、鏡で集めた太陽光から得た熱で発電する技術であり、今回の投資は、太陽エネルギーによる発電コストを2020年までに75%削減し、他のエネルギーとの競争力を獲得させる「サンショット・イニシアティブ」の一環である。DOE は、「再生可能エネルギーの費用効率をめぐる国際的な開発競争のなか、我が国の競争力を高めるべく技術開発を進めることで、雇用の創出、化石燃料への依存の削減及び、二酸化炭素の排出削減が期待できる。この投資で太陽エネルギーを利用した発電の大いなる可能性を開花させる」として、20から22のプロジェクトを各界から募っている。今回の研究支援が目指すのは、すでに商業ベースにあるCSPシステムのパフォーマンスを改善するような突破口を開く革新的な構想の開発や、システムで使用する集光器、受光器、発電装置など各種機器の革新的な設計変更である。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE)  プレスリリース 
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード CO2 | アメリカエネルギー省 | DOE | 技術開発 | 太陽熱発電 | 集光型 | 投資 | 太陽エネルギー | CSP | サンショット・イニシアティブ
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