国連環境計画の親善大使らは、6月5日の世界環境デー(WED)を前に、世界の人々に行動を呼びかけるキャンペーンを開始した。呼びかけはインターネットなど様々なメディアを通じて7か国語で配信される。2014年は、親善大使(スーパーモデルのジゼル・ブンチェン、俳優のドン・チードルとイアン・サマーホルダー、サッカー選手のヤヤ・トゥーレ)が掲げる環境への取組に対し、世界中の人々の支持を専用サイトやツイッターで集める。2014年は国連の定める「国際小島嶼開発途上国(SIDS)年」であることから、WEDでは特にSIDSが直面する気候変動リスクに焦点を当て、その対策の緊急性とSIDSの生態系の重要性について理解向上を図る。SIDSは、地球温暖化による海面上昇で洪水や高潮の脅威に曝され、その居住地域の多くが今後水没する可能性がある。WEDでは、「海面を上げるのでなく、声を上げよう」をテーマに、地球上の全ての人々が持続可能で豊かな生活を送ることを共通の目標とし、一人ひとりが行動を起こすことの重要性を伝えるという。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 生態系 | 気候変動 | 国連環境計画 | UNEP | 環境リスク | キャンペーン | 島嶼 | WED | SIDS |
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