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 国連環境計画、淡水資源の管理強化をめざし流域組織のための第1回国際環境フォーラムを開催

発表日:2014.11.26


  国連環境計画は、世界の河川等の淡水資源のガバナンスを強化する方法を検討するため、流域組織のための第1回国際環境フォーラムを2014年11月26~28日ナイロビで開催する。フォーラムには各国政府や流域組織、国際機関、専門家らが参加する。人間の生命や生態系の維持に欠かせない淡水は、地球上の水の2.5%に過ぎず、人間が容易に利用できる水はわずか1%である。しかし現在、この淡水資源の枯渇と汚染が進んでいる。国連によると、2025年には絶対的な水不足の状態にある国や地域に暮らす人々が18億人に達するという。気候変動もこの問題に拍車をかけ、水温上昇や降水の増加等による水質悪化も予想されている。今回のフォーラムでは、「国際水路の非航行利用に関する条約」の発効を機に、多国間環境協定の目標達成など環境問題での前進に向け、淡水資源を管理する流域組織を支える法的、政策的、制度的な仕組の強化、国連ポスト2015開発アジェンダへの寄与、国境をまたぐ流域の生態系保護・回復のための優先行動等について協議するという。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース 国連環境計画(UNEP) 流域組織のための第1回国際環境フォーラム
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 自然環境 水・土壌環境 環境総合
キーワード 生態系 | 気候変動 | 水質 | 河川 | 国連環境計画 | UNEP | 淡水 | 流域 | 水不足
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