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 世界資源研究所の水リスクマップ、ブルームバーグ社の情報プラットフォームに掲載

発表日:2014.05.09


  ビジネス・金融情報会社ブルームバーグは、情報プラットフォーム(BMAP)に世界資源研究所の水リスクマップ「アキダクト(Aqueduct)」を組み込んだ。BMAPは、金融情報をリアルタイムで配信する同社サービスの購読者約32万人が利用でき、今後は影響力の大きい世界のユーザーが、コモディティー情報と共に包括的で詳細な水リスク情報にアクセスできるようになる。水リスクはすでに、生態系や地域社会、企業に莫大なコストを強いており、世界経済フォーラムでは水を3年連続で、社会的安定やビジネス、食料・エネルギー生産等を脅かす世界的リスク・トップ3に位置付けている。アキダクトでは、世界1万5000の支川流域まで示す高解像度で、水利用可能量や水質等の指標を用いて算出した各地点の水リスクをヒートマップで表示している。企業において水リスクの管理や緩和に向けた取組の必要性が高まるなか、アキダクトがBMAPに組み込まれたことで、ユーザーは各組織・投資の水関連リスクについて理解を深めることができるという。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード 世界資源研究所 | WRI | 企業 | マップ | リスク管理 | 情報プラットフォーム | 水リスク | ブルームバーグ | アキダクト
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