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 世界資源研究所、増大する水リスクの情報提供のため専門家連合を発足

発表日:2011.08.16


  世界資源研究所(WRI)は、洪水や干ばつなど、世界各地で増大している水関連リスクに関する情報提供のため、官民の諸機関やNGO等による専門家連合「アキダクト・アライアンス」を立ち上げる。この取組の中核にあるのは、世界の水リスク情報の詳細なデータベースと地図化ツールで、流域ごとの詳細な水リスク地図が作成できる。世界の大手150社を対象とした調査によると、40%近くの企業が、水を要因とする事業中断や支出増大等をすでに経験しており、リスク軽減への有効な方法が求められている。アクアダクトでは、物理的な水不足に留まらず、規制や社会経済リスクなど企業や政府が直面する様々なリスクが示されるため、戦略的な水資源管理に役立つという。参加団体は、当初のゴールドマンサックス、ゼネラルエレクトリックに加え、ブルームズバーグ、コカコーラ等の大手企業。WRIは、すでに中国の黄河流域について試作版を開発しているが、まもなく世界全体・流域別の情報を掲載した、新たな双方向的ウェブプラットフォームとして開設する予定である。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース 
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード 水資源 | 世界資源研究所 | WRI | データベース | 洪水 | 地図 | リスク管理 | 流域 | 渇水 | アキダクト
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