国際再生可能エネルギー機関(IRENA)設立文書の調印式が、2009年1月26日、ドイツのボンで開催され、世界中から100カ国以上の政府代表が参加した。IRENAの設立にはドイツがイニシアティブを発揮し、デンマークとスペインも積極的な支援を行ってきた。IRENAは再生可能エネルギーに特化した初めての国際機関であり、今回の設立は将来を見据えたエネルギー供給への転換に向け、大事な一歩となる。気候変動、化石燃料の枯渇といった問題に対処するためには、現在のエネルギーシステムを根本的に変革する必要がある。IRENAでは、大きな可能性を有する再生可能エネルギーを世界中で拡大することを目指し、再生可能エネルギーのための技術・ノウハウの移転、枠組づくり、能力開発、資金面での改善について加盟国に助言を行う。1月27日には全ての署名国が参加する準備委員会が開催された。2009年6月の準備委員会では、IRENA事務所の所在地及び初代事務局長が決定される予定である。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | ドイツ連邦環境省 | BMU | IRENA | エネルギー供給 | 国際再生可能エネルギー機関 |
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