ドイツのボンで2009年1月26日、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の設立会合が開催される。約80カ国が参加し、その約半数が設立協定に署名する予定。ドイツ連邦内閣もIRENA設立協定に署名することを決定し、準備委員会の設立に関しても承認した。ドイツ、スペイン、デンマークが提唱し、多くの国々の支持を得たIRENAは、再生可能エネルギーを世界に拡大し、先進国・途上国に実地に即した助言や援助を行うことを目的としている。再生可能エネルギーは大きな可能性があるが、エネルギー消費量に占める割合は未だ小さい。このギャップを埋め、再生可能エネルギーへの移行を迅速に進めること、さらに気候変動・開発政策、外交・安全保障政策でも重要な役割を果たすことがIRENAに期待されている。1月27日には設立協定署名国による第一回会合と準備委員会会合も開催される。ドイツはIRENA事務局をボンに誘致することに積極的で、環境省と経済開発省が書類を作成し、4月末までに提出する予定である。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | ドイツ連邦環境省 | BMU | IRENA | 国際再生可能エネルギー機関 |
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