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 アメリカ環境保護庁、湿地の保護・再生のために助成金を拠出

発表日:2015.01.27


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、湿地を保護・再生するための州や部族の能力を強化する6つのプロジェクトに対し、「湿地プログラム開発助成金」で100万ドルを拠出する。プロジェクトは以下の通り。1)洪水の起きやすい地域の買収を活用した、湿地の保護再生と集水域の健全性向上:買収地所の湿地の生息地や洪水緩和の利益を調査する。2)代償ミティゲ―ション負担金(In-lieu fee)プログラムの研修を通じた促進:州や部族、地方自治体のニーズに応える会議やオンラインセミナーを計画・実施する。3)汀線の自然の保護機能の活用するためのオンラインアカデミーの創設:河口域を囲む汀線や魚類生息地の劣化を低減する。4)湿地ミティゲーション・バンキングの管理計算ツールの開発:保護湿地を長期に管理するための州や自治体の能力を支援する。5)州や部族の湿地プログラム専門家のための高水準の湿地研修:専門家のプログラム実施能力を育成する。6)全国的な湿地再生成功水準の引き上げ:複数の関連プロジェクトに取り組む。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 自然環境
キーワード アメリカ環境保護庁 | EPA | 湿地 | 助成 | 洪水 | 生息地 | 保護 | 研修 | 再生
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