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 アメリカ海洋大気庁、気候研究の促進に4800万ドルの助成金を拠出

発表日:2015.10.07


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、気候に関する研究を促進し、気候変動に対する地域社会の回復力を高めるため、NOAAの研究所や大学等の関連機関が行う新規プロジェクト53件に総額4800万ドルを助成すると発表した。これらのプロジェクトにより、地球の気候システムについて理解が深まり、モデリング・予測の精度が改善するほか、干ばつの早期警戒や意思決定支援サービスの強化、住民の健康影響への対応・適応力の向上が期待できるという。助成対象となった優先課題の一つは、質の高い長期の地球観測や気候情報の提供で、NOAAは、気候・気象・海氷の動向のモニタリングに役立つ、世界・地域の指標を作成するプロジェクトに合せて510万ドルを提供する。また、予測の改善や地球システムモデル開発の強化のためには、週から季節・十年・世紀単位に及ぶ広範な時間スケールで予測を改善するプロジェクトに1020万ドルを提供するという。助成金はプロジェクトの期間(1~5年が多い)にわたって交付される。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード モニタリング | NOAA | 気候変動 | 予測 | 干ばつ | アメリカ海洋大気庁 | 地球観測 | 健康影響 | モデリング
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