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 アメリカ海洋大気庁、2009年12月~2010年2月は観測史上5番目に温暖と発表

発表日:2010.03.16


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2010年2月の全球地表面・海表面温度が観測史上6番目に暖かく、2009年12月~2010年2月の3ヶ月間も同時期としては観測史上5番目に暖かかったと発表した。2月の全球地表面・海表面温度は20世紀の平均温度(12.1℃)より0.6℃高く、12月~2月間の全球地表面・海表面温度も20世紀の平均温度(12.1℃)より、0.57℃高かった。また、2月の北極の平均海氷面積は1460万平方キロメートルで、1979年の観測開始以来4番目に小さかった。一方、南極の海氷面積は、2月としては観測史上8番目に大きかった。2月の北極の海氷面積は、1979年以降10年ごとに2.9%ずつ減少しているが、南極の海氷面積は、10年ごとに3.1%ずつ増加している。なお、積雪量については、2月の北半球の積雪量は、1978年及び1972年に次いで3番目に多く、12月~2月間の北半球の積雪量も1978年に次いで2番目に多かった。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境
キーワード NOAA | 地球温暖化 | 気候変動 | 南極 | アメリカ海洋大気庁 | 地表面温度 | 北極 | 海氷 | 海表面温度 | 積雪量
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