デンマークエネルギー庁は、デンマークの温室効果ガス排出は2020年に1990年比で40%削減されるとする2015年度版のベースライン予測を発表した。2014年度版では37%減と予測されていたが、2015年度版では2020年までに電気使用量がさらに減少し、バイオマスエネルギーの利用が増加すると予測されたという。再生可能エネルギーの使用量は2000年以降着実に増加しており、2020年には全エネルギー使用の40%以上を占め、2020年までに30%というEU目標を大幅に上回ると見込まれている。特に、電気使用と地域暖房の部門でバイオマスおよび風力エネルギーの利用が拡大すると予想されている。また、EU域内排出量取引制度対象外の部門からの排出量を2020年までに2005年比で20%削減というEU目標も達成できると予測された。なお、このベースライン予測は、既に取られている政策措置の効果を予測することを目的としており、新たな取組や制度が実施されないという仮定に基づいている。
情報源 | デンマークエネルギー庁 プレスリリース |
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国・地域 | デンマーク |
機関 | デンマークエネルギー庁 |
分野 | 地球環境 大気環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | バイオマスエネルギー | 温室効果ガス | 排出量取引 | 予測 | 排出量 | 電気使用量 | デンマークエネルギー庁 |
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