イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、イギリスの23水域を新たに海洋保全ゾーン(MCZ)に指定すると発表した。これによりMCZは50水域となり、イングランドの水域の20%以上が保護対象に指定されたことになる。MCZの指定は、イギリスの重要な海洋生物、生息地、地質や地形を守り、同国が国際的な海洋保護の取組に寄与する法的手段も提供する。MCZの指定は3次に分けて行われており、今回の指定は第2次に当たる。第1次では、3731平方マイルにわたる27水域が保護対象に指定されており、今回23水域が追加されたことで、計7886平方マイルが保護対象になった。今回追加されたMCZには、クラゲやイセエビなど海洋生物や生息地45項目が含まれるという。第3次のMCZの指定は、2017年に意見公募を実施し、2018年に決定される予定となっている。これにより、イギリスを取り囲む保護海域ネットワーク「ブルーベルト」を完成させるという。
情報源 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 海洋生物 | 生息地 | イングランド | Defra | イギリス環境・食糧・農村地域省 | 海洋保全 | 水域 | MCZ | 海洋保護 |
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