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 世界気象機関、2016年1月も観測史上最高温と発表、9か月連続に

発表日:2016.02.19


  世界気象機関(WMO)は、史上最高を記録した2015年の高温傾向が2016年に入っても続き、1月の陸・海の平均表面温度としては記録のある1880年以降で最も高温となったと発表した。昨年から続くエルニーニョと長期的な気候変動も要因で、20世紀平均より1.04℃高く、海面温度は1月としては史上最高、陸の表面温度は史上2番目だった。月間の世界気温が史上最高を記録するのはこれで9か月連続だという。WMOは、気候に関する年次報告書の発表に向けて、アメリカ海洋大気庁(NOAA)など複数の観測記録集を統合して分析している。これによると、2015年の世界平均気温は1961~90年の平均を0.76℃も上回ったという。北半球の2016年1月の積雪面積は1981~2010年の平均に比べて74万平方マイル大きく、記録のある過去50年間で9番目だった。しかし、北極の1月の平均海氷域面積は1981~2010年の平均に比べて41万平方マイル(7.14%)小さく、記録のある1979年以降で最小、南極の1月の海氷域面積も同80万平方マイル(4.26%)小さく、16番目の少なさだったという。

情報源 世界気象機関(WMO) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 世界気象機関(WMO)
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | 世界気象機関 | WMO | 気温 | 海面温度 | 海氷 | エルニーニョ現象 | 積雪
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