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 フランス、電気自動車やハイブリッド車の充電施設整備を促進

発表日:2009.02.17


  フランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)とシャテル閣外大臣(産業・消費担当)は、電気自動車やハイブリッド車の充電施設の整備に関する国家戦略案を打ち出し、自動車メーカーやエネルギー供給事業者、地方自治体、建築の専門家等が参画する作業部会を設立した。作業部会では、消費者が、通常の自動車と同じように電気自動車等を利用できるようにするため、充電のためのインフラや充電ステーションを整備する計画の策定を行う。両大臣は、2012年までに電気自動車等の充電が可能になることを目指すという政府の目標を強調した。また、両大臣は、国や大規模な購買力を持つ公共機関・民間組織が電気自動車を調達する運動をスタートすることを決定。国や電気自動車に関心を有する主な事業主体(郵便局、フランス電力公社、フランスガス公社・スエズ、ヴェオリア社等)が予備的な合意書に調印した。2012年までに10万台の電気自動車を導入するという、サルコジ大統領が提示した目標を達成すべく、運動を拡大していく。

情報源 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省 プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省
分野 地球環境
キーワード ハイブリッド車 | 電気自動車 | フランス | 充電施設 | エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省
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