海外ニュース


 ドイツ連邦環境省、森林再生を目指すボン・チャレンジが進展と報告

発表日:2016.09.05


  ドイツ連邦環境省(BMUB)は、2020年までに、劣化した森林1億5000ヘクタールの再生を目指す「ボン・チャレンジ」が進展していると発表した。2016年9月4日、ハワイで開催中の国際自然保護連合(IUCN)世界自然保護会議で、マラウィ政府とグアテマラ森林保護区協会が、合わせて約400万ヘクタールの森を再生すると表明した。これにより参加する36の国・団体・企業が再生を約束した森林面積は合わせて約1億1300万平方ヘクタールに達し、目標達成に近づいた。ボン・チャレンジは、2011年にドイツ政府とIUCNによって始められ、現在、インドネシア、中国、ブラジル、コスタリカなどがドイツやノルウェーなどの援助国や機関、企業と協力し、気候保護の目標達成に不可欠な森林や景観の再生、特に熱帯や亜熱帯の危機に瀕した森林地帯の修復に取り組んでいる。BMUBは、国際気候保護イニシアティブ(IKI)から9000万ユーロを支出、これまでに25の森林再生計画を支援している。2020年までにさらに2億ユーロを拠出するという。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース 国際自然保護連合(IUCN) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 自然環境
キーワード ドイツ連邦環境省 | 国際自然保護連合 | IUCN | 景観 | 森林再生 | 気候保護 | BMUB | ボン・チャレンジ
関連ニュース

関連する環境技術