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 ドイツ、2020年までの気候行動プログラムの初年度実施状況は順調と評価

発表日:2015.11.18


  ドイツ連邦内閣は、「気候行動プログラム2020」採択後1年間の実施状況を評価した「気候保護報告書2015」を承認した。こプログラムは、今後ドイツが追加措置を取らなければ、ドイツの「2020年までに温室効果ガス40%削減」という目標を達成することは難しいとする独立機関の判断を受けて、2014年12月に採択されたもので、100以上の気候対策措置が盛り込まれている。報告書によると、プログラムは現在まで順調に進展している。建築分野や自治体の気候保護プロジェクトへの支援拡大等すでに多くの対策が実施に移され、2016年に開始予定の対策措置も多い。また報告書は、連邦政府が州や自治体や企業との対話により各主体の新たな行動の可能性について議論を深める、参加拡大への新たな方法も示している。ドイツ連邦環境大臣は、ドイツは2020年目標に向かってこのプログラムを引き続き実施していくとしつつ、2020年の目標は「2050年までにEUおよびドイツの温室効果ガスを80~95%削減する」という長期目標への途上の達成可能な通過点だと述べた。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | 建築 | ドイツ連邦環境省 | 気候保護 | BMUB | 気候行動
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