欧州環境庁(EEA)は、EUで再生可能エネルギーはエネルギー消費に占める比率を着実に増やしており、化石燃料エネルギーの必要性が低減していると報告した。EU全体の再生可能エネルギー比率は2013年の15%から2014年には16%に拡大した。再生可能エネルギー消費が2005年のままだった場合と比べると、EUの化石燃料消費と温室効果ガス排出は2015年までに約10分の1低下したことになるという。拡大傾向は2015年も続き、欧州委員会統計局(Eurostat)の最近のデータによるとEU全体の再生可能エネルギー比率は2015年に16.7%に達した。再生可能エネルギー比率が2005年以降着実に拡大していることから、このままいけば2020年までに20%というEU目標を十分に達成できる見込み。再生可能エネルギー比率は加盟国間で大幅なばらつきがあり、フィンランド、ラトビア、スウェーデンでは30%を超えている一方、ルクセンブルクやマルタでは5%以下だという。
情報源 | 欧州環境庁(EEA) プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州環境庁(EEA) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 温室効果ガス | 化石燃料 | 欧州環境庁 | EEA | 統計局 | Eurostat |
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