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 国連気候変動枠組条約、ボン会議で発表された各国の気候行動の成果を報告

発表日:2017.05.17


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、ボン気候変動会議で発表された各国の気候行動の成果を報告した。「多国間評価」の場では先進国17か国が成果を発表し、その大部分が2020年までの排出削減目標達成の目途が立っているとした。目標達成へ向けた中心的施策は炭素価格付け制度の導入であり、カナダは炭素価格付けベンチマークを「環境に優しい成長と気候変動に関する汎カナダ枠組み」の柱の一つとして導入した。また、フランスなどの事例から、気候中立は経済成長や雇用創出を加速することも示された。先進国の多くは気候中立または回復力のある未来へ向けた長期的戦略も準備しているという。「促進的意見共有」の場で発表した途上10国か国は、経済成長と温室効果ガス排出のデカップリングのための政策など、気候行動の現状を報告した。モーリタニアは後発開発途上国として初めてこの種のフォーラムに参加し、気候変動に関する明確な行動計画を提示した。インドネシアは、土地利用と林業部門の緩和措置によって2020年までにCO2換算で6億トンの温室効果ガス排出削減を見込んでいる。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | 途上国 | UNFCCC | ボン | 排出削減 | 先進国 | 経済成長 | 気候行動 | 炭素価格
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