国連環境計画(UNEP)によると、世界海の日の6月8日、コスタリカは太平洋沿岸部のニコヤ湾に新たな海洋保護区(MPA)を設けると発表した。これにより、同国のMPA面積は800km2以上広がり、MPAの占める割合は管轄権の及ぶ海域の12.7%から15.7%に拡大、2020年までに世界の海域の10%以上を保護するという愛知目標の達成に寄与するという。この海域には37の貴重な海洋生物種が生息し、ウミガメの産卵地、イルカや鯨などの水生哺乳類にとって重要な地点が含まれるという。カリブ海と太平洋に挟まれたコスタリカは海洋環境保護に熱心で、海のプラスチックごみの大発生源である化粧品中のマイクロプラスチックや使い捨てプラスチックの無駄な使用をなくそうと2017年に始まった国連のClean Seas(海の浄化)キャンペーンにも参加している。また、2017~2030年の国家湿地政策や水汚染を防ぐための長期国家衛生政策も策定しており、UNEPとともに海洋に関する世界対話も主催した。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 海洋生物 | 国連環境計画 | UNEP | コスタリカ | 海洋保護区 | 海洋環境 | 愛知目標 | ニコヤ湾 |
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