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 ドイツ、農業との協働を通じてグリーンベルトの保護に取り組むBUNDの活動を評価

発表日:2017.08.15


  ドイツ連邦環境省(BMUB)のヘンドリックス連邦環境大臣は、ザクセン=アンハルト州で実施されているグリーンベルト保護プロジェクトを視察した。これはグリーンベルト内の脆弱な地域の保護を強化するもので、自然保護団体BUNDが2012年から進めている。グリーンベルトは旧東西ドイツ国境沿い約1400キロメートルにわたり、9州にまたがって形成されるドイツ最大のビオトープネットワークである。全体で1万7700ヘクタールになるが、このうち13%にあたる地域は保護が不十分でネットワークに連結していない。これまでのBUNDのプロジェクトで、他地域では減少しているマミジロノビタキの生息数が増加するなどの成果が出ている。グリーンベルトは低地帯や山岳地帯などドイツが持つほぼ全ての景観を網羅しており、1200種以上の絶滅の危機にある動植物種が生息している。ヘンドリックス大臣は、「グリーンベルトは自然保護における優先課題。BUNDは農業と協力して保護を進めており、これは農業と自然保護の協働の良い事例となっている」と述べた。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 自然環境
キーワード ビオトープ | ドイツ連邦環境省 | 絶滅危惧種 | 農業 | 自然保護 | グリーンベルト | BUND | BMUB | ザクセン=アンハルト州
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