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 イギリス気象庁、イギリスの2017年夏季の降水量は平年より多かったと報告

発表日:2017.08.31


  イギリス気象庁(MetOffice)は、2017年夏季の気象状況について6月1日から8月30日までの速報データを公表し、イギリス各地で各月ともに平年より降水量が多かったと報告した。同期間のイギリスの降水量は320mmで1981年~2010年の平均(241mm)より32.8%多く、8月をあと1日残した段階で11番目に降水量が多い夏となった。北部では6月、南部では7月が、それぞれ最も降水量が多かったという。地域的には西スコットランドが最多となり、スコットランドで5番目に降水量が多い夏を記録している。また、気温に関しても平年をやや上回っており、イギリス全体で1981年~2010年の平均気温より0.41℃高い夏となっている。この理由として同庁は、8月のみでは同期間の平均気温を0.3℃下回るものの、6月下旬から7月上旬にかけて高温に見舞われるなど晴天が続いたため、と説明する。実際、6月に限ると1910年以降5番目に気温が高い年であったという。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境
キーワード 気温 | 降水量 | イギリス気象庁 | 観測 | 気象 | MetOffice | 夏季
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