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 ドイツ連邦環境省、病院の電算機センター効率化事業を支援

発表日:2009.05.19


  ドイツ連邦環境省(BMU)は、バイエルン州のクルムバッハ病院における電算機センターの改善プロジェクトに、環境イノベーションプログラムから5万ユーロを補助すると発表した。これは新しい「ITグリーン化」助成プログラムの枠内で実施される。他の中規模の病院と同様、クルムバッハ病院の情報通信機器はここ数十年で増大し、また、最新のIT技術に対応しきれなくなっている。同病院では、電算機センターの近代化、サーバーの仮想化を計画。25のサーバーを4つの仮想サーバーにまとめて、エネルギー効率を改善し、作業能力を向上させる。このエネルギー効率化技術により、同病院では電力消費量を年間7万6000kWh、CO2排出量を45.3トン削減できる見込み。エネルギー消費量とCO2排出量の増加を食い止めるために、電算機センターのエネルギー効率化・資源効率化は不可欠である。この事業は、新しい助成プログラムによって、ドイツが正しい方向に進んでいることを示すものだと、ドイツのガブリエル環境大臣は歓迎している。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード ドイツ連邦環境省 | BMU | エネルギー効率 | 病院
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