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 EU、水銀使用の段階的禁止へ

発表日:2018.01.04


  ドイツ連邦環境省(BMUB)によると、今後数年間にEU全域で、水銀の使用が最小限にまで削減される。これは、2017年に承認され、2018年から効力を持つEU水銀規則に基づくもので、EUは、水銀含有製品の製造、輸入または輸出に関して、わずかな例外を除く段階的な禁止を開始する。具体的には、2018年1月1日以降は、水銀または水銀化合物を触媒として使う製造プロセスの禁止、2018年12月31日以降は、コンパクト蛍光灯や高圧水銀灯など特定のランプ類の製造及び輸出入の禁止、2019年1月1日以降は、歯科アマルガムを使用している歯科医院に対する、排水中の水銀を取り除くアマルガムセパレーターの利用義務付け、2019年7月1日以降は、乳歯の治療、15歳以下の子供と妊婦・授乳婦に対する歯科治療において歯科アマルガムの利用が禁止される。EU水銀規則は、水銀の使用を世界的に制限する水俣条約を実行に移すもので、このほかにも使用に関する更なる制限と禁止事項が定められている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 健康・化学物質
キーワード 水銀 | EU | ドイツ連邦環境省 | 規則 | 水俣条約 | BMUB
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