イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、政府の25か年環境計画の一環として、高速道路M62周辺(リバプールからハルまで)に新たな北方森林を作る計画に着手した。森林保護団体のウッドランド・トラストとコミュニティ・フォレスト・トラストに約600万ポンドを提供し、今後25年かけて5,000万本以上を植樹する。森林はブラッドフォード、リーズ、マンチェスター、リバプール間に120マイル以上広がり、数百万人もの地域住民に憩いの場を提供するとともに、鳥類やコウモリ等の生息地拡大、赤リスなど同国の自然を象徴する種の保全を促すという。政府は全ての人のために機能する経済を構築するとして、ノーザン・パワーハウス(イングランド北部のための経済振興策)で成長、投資、雇用を支援していることから、北方森林は国の経済に20億ポンド以上の利益をもたらすと上記2団体は試算している。最初の植林はヘリテージ・ロッタリー・ファンドの支援を受け、2018年3月にウッドランド・トラストの最重要地スミスヒルズ(680ヘクタール)で開始される。
情報源 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 森林 | 生息地 | 保護 | 植樹 | 環境計画 | Defra | イギリス環境・食糧・農村地域省 |
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