アメリカエネルギー省(DOE)は、太陽エネルギーグリッド統合システム(SEGIS)開発を次の段階に進める5件の事業に、総額1180万ドルを投資すると発表した。電力網の信頼性を維持・改善しながら、ソーラーエネルギーが価格面でも競争力をつけて、電力網に組み込まれるようにするものである。SEGIS事業は2008年に始まり、DOE、サンディア国立研究所、産業界、電力会社及び大学などが連携して、システム開発などに力を入れてきた。今回、選ばれた事業は、最も確実な先端技術に着目したもので、知能システムの開発も含まれる。具体的には、革新的なシステム統合を通じ、ソーラー発電モジュールに関するあらゆる新技術について、適切に系統連系できるようにするというSEGISの基本的な目標を目指すPVPowered社等の事業(DOE補助額300万ドル)、蓄電の統合的な管理によって生産コストを削減し、新しいインバータのデザインを開発するPrinceton Power社の事業(DOE補助額280万ドル)など。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | アメリカエネルギー省 | DOE | ソーラー | スマートグリッド | SEGIS | 系統連系 |
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