アメリカエネルギー省(DOE)は、大学生によるソーラーエネルギー住宅コンテストの結果を発表し、ドイツ・ダルムシュタット工科大学が、最も魅力的で効率のよいソーラー住宅を設計・建築して優勝した。2位はイリノイ大学、3位はカリフォルニア大学であった。コンテストでは、20の大学生チームが、モデル住宅を建てて公開。建築、市場化の可能性、情報通信、照明に加え、家庭内でのエネルギーの配分(暖房や冷房、給湯)など10項目について審査が行われた。今回は、初めて、ネットメータリング(余剰電力を通常の電力網に供給した量を勘案した総発電量)が審査の対象となり、最重点評価項目となった。ドイツ・ダルムシュタット工科大学の「キューブ・ハウス」は、3日間、雨が続いたのにもかかわらず、多くの余剰エネルギーを生産したことなどが評価され、前回に引き続き、2回目の優勝となった。この他、部門ごとのコンテストも行われ、建築部門・情報通信部門ではカリフォルニア大学、工学部門ではミネソタ大学が優勝した。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | アメリカエネルギー省 | DOE | 住宅 | ソーラー | 大学 | 電力網 | 余剰電力 | ネットメータリング |
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