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 欧州化学物質庁、REACH認可制度の執行状況調査を行うと発表

発表日:2019.11.12


  欧州化学物質庁(ECHA)の執行情報交換フォーラムは、第34次総会を開催し次の各項を決定した。1)第9次REACH執行プロジェクト(REF-9)としてREACH認可制度の執行状況を調査する。無認可でEU市場に上市された認可対象高懸念物質(SVHC)の有無と認可物質の認可条件遵守状況を調査し、2022年末に報告書を公表する。2)廃棄物からの回収物質に関するパイロットプロジェクトを開始する。範囲とスケジュールは2020年前半に発表する。3)混合物の分類に関するパイロットプロジェクトは、「つなぎの原則」を利用して洗剤・洗浄剤を分類する。4)REACH制限規定の遵守調査のための推奨分析方法リストの初の更新作業を開始する。また、成形品中の化学物質に関するパイロットプロジェクトとCLP混合物に関するREF-6の各報告書を受領した。結果は近々公表される。公開会議では、関係産業と安全性データシートの質の向上に関し協力が合意され、登録一式書類(ドシエ)更新のための産業側の取組み等が討議された。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) ニュース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質 環境総合
キーワード 化学物質 | EU | 廃棄物 | 第9次REACH執行プロジェクト | REACH認可制度 | 認可対象高懸念物質 | 回収物質 | つなぎの原則 | パイロットプロジェクト
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