デンマークエネルギー庁は中国国家再生可能エネルギー研究センター(CNREC)等と連携して作成した「中国再生可能エネルギー展望2019」で、中国は2050年までにCO2を年間70億トン超削減し、エネルギーコストを引き上げずに温暖化を2℃未満に抑えられると報告した。エネルギー長期計画と再生可能エネルギーの拡大により実現可能で、再生可能エネルギーの発電設備容量を2018年の699GWから2050年には6033GWまで約10倍に拡大する必要がある。風力発電については2018年の184GWから2050年に2636GWへ拡大、同市場において世界最大の地位を強化するという。同報告の成果は中国の次期の再生可能エネルギー発展5ヵ年計画、中長期エネルギー戦略策定に盛り込まれる見込みである。デンマークは中国と2006年にエネルギー分野での政府間協力を開始、現在はパリ協定の目標と持続可能な開発目標(SDGs)の目標7(エネルギー)・13(気候変動)の達成に重点を置いて支援している。
情報源 | デンマークエネルギー庁 プレスリリース |
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国・地域 | デンマーク |
機関 | デンマークエネルギー庁 |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | CO2 | 温暖化 | SDGs | デンマークエネルギー庁 | パリ協定 | エネルギーコスト | 中国国家再生可能エネルギー研究センター | 中国再生可能エネルギー展望 | エネルギー長期計画 |
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