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 アメリカエネルギー省、2021年までのエネルギー短期展望を公表

発表日:2020.01.14


  アメリカエネルギー省(DOE)エネルギー情報局(EIA)は、2021年までの短期エネルギー見通し(STEO)を公表し、同国はエネルギー生産と輸出の急増が続く一方でエネルギー関連の炭素排出は減少すると予測した。具体的に、同国の原油生産量は2019年平均の日量1220万バレルから、パーミアン地域等での増産により2021年には日量1370万バレルに増加。2019年9月以降、原油・石油製品の輸出が輸入を上回り、2021年には純輸出量が日量140万バレルに達するという。また総発電量に占める再生可能エネルギーの割合は、風力・太陽光の発電容量追加により、2019年の17%から2020年は19%、2021年は22%に拡大。天然ガスの割合は40%弱で安定的に推移、石炭は2019年の24%から2020年と2021年は21%に低下、原子力は僅かに低下するとしている。エネルギー関連のCO2排出量については、平年並みの気象を前提に予想されるエネルギー消費の減少を反映し、2020年は2.0%減少、2021年は1.5%減少するという。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | アメリカエネルギー省 | CO2排出量 | 炭素排出 | エネルギー生産 | エネルギー情報局 | 短期エネルギー見通し | エネルギー輸出 | 原油生産量 | 原油・石油製品
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