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 REACH規制・CLP規制の相談窓口をネットワーク化

発表日:2009.10.27


  EUの化学物質規制であるREACH規制と、CLP規制(化学物質の分類・ラベル・包装規制)が一体化し、新たにヘルプネットと呼ばれるようになった。既存のREACHヘルプデスク対応ネットワーク(REHCORN)を拡大し、各国のCLPヘルプデスクを統合したもので、2つの規制に基づく義務を満たすために、企業にアドバイスなどを提供する。ウェブ上のITアプリケーションにより、議論を行ったり、回答を得たりできるようになる。事務局は、欧州化学物質庁(ECHA)が務める。また、EU加盟国、ノルウェー、アイスランドのREACH・CLPヘルプデスク及びECHAの代表で構成されるヘルプネット運営部会では、共通の関心事項、今後の活動、ネットワークの機能などについて定期的に検討を行う。運営部会には、欧州委員会もオブザーバーとして参加しており、トルコなどEU加盟準備国の代表や、業界団体の代表を招くこともできる。

情報源 欧州化学物質庁(ECAH) プレスリリース(PDF)
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECAH)
分野 健康・化学物質
キーワード 欧州化学物質庁 | REACH | ECAH | CLP | 化学物質規制 | ヘルプネット
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