欧州化学物質庁(ECHA)は、廃棄物枠組指令(WFD)に基づく高懸念物質(SVHC)に関するデータの提出義務が2021年1月5日から適用されたことを受けて、REACH規則認可対象候補物質リストに収載された化学物質を含有する成形品(SCIP)データベースへの届出がすでに500万件以上寄せられたことを明らかにした。同庁は、今後数ヶ月のうちにウェブサイトでのデータ公開を開始し、この機能をさらに発展させる予定である。懸念される化学物質の透明性が高まることで、消費者はより多くの情報に基づいた選択ができるようになり、廃棄物処理業者のリサイクルプロセスも改善できる。同庁では、企業が確実に届出を行えるようにするためのサポートとして、マニュアルやオンラインセミナーのほか、SCIPへの届出のためのポイントや、システム間でのサービスの利用方法などを公開している。
情報源 | 欧州化学物質庁(ECHA)ニュース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州化学物質庁(ECHA) |
分野 | 健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 欧州化学物質庁 | REACH | 高懸念物質 | 有害化学物質 | 廃棄物処理業者 | リサイクルプロセス | REACH規則認可対象候補物質リスト | 廃棄物枠組指令 | SCIP義務化 |
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