イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)によると、イギリス政府は洪水と海岸浸食のリスクに取り組むための新しい長期計画を発表した。同計画では、2027年までにイングランドの約2,000カ所における洪水と海岸浸食に対する防護策のために52億ポンドの予算を配分する。この中には、持続可能な排水システムや、野生生物に優しい貯水地の利用といった自然を活かした対策への2億ポンドが含まれる。同計画では、以下に示す5つの対策に取り組む。1)国全体として洪水防御およびインフラの強化と拡大を行う。2)河川の洪水リスクの軽減と低水位時の流量管理の双方に対応するために上流で水を管理する。3)自然の力を利用して洪水リスクを軽減するだけでなく、環境、地域社会に利益をもたらす。4)洪水や海岸浸食が発生した場合に備え、迅速かつ低コストでの復旧対応も含めた地域社会の準備を強化する。5)イングランドのすべての地域で洪水や海岸侵食に対処するための包括的な地方計画を策定する。
情報源 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 野生生物 | 洪水 | イングランド | イギリス環境・食糧・農村地域省 | イギリス政府 | 海岸浸食 | 持続可能な排水システム | 洪水防御 | 流量管理 |
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