国連環境計画、化学肥料による窒素汚染を半減させる取り組みを紹介

発表日:2020.11.09

国連環境計画(UNEP)は、化学肥料から生じる過剰な窒素は人類が直面している深刻な汚染リスクの一つであるとして、窒素廃棄物を半減させる取り組みを紹介した。窒素は過剰になると動植物や人へ影響を与えると共に、温室効果ガス(GHG)である亜酸化窒素の排出によって気候変動にも影響を与える。また、車の排気ガスと反応して危険な微粒子を発生させ、呼吸器疾患を悪化させる可能性がある。2019年に国連加盟国は「持続可能な窒素管理に関するコロンボ宣言」を承認し、2030年までにすべての供給源からの窒素廃棄物を半減させる方針を設定した。窒素の利用効率を向上させれば世界中で年間1,000億ドルの節約にもつながる。研究によると肥料中の窒素の約80%が環境中で無駄に失われているため、化学肥料の代わりにマメ科植物などの窒素固定作物を使用すると共に、有機農法といった持続可能な手法に移行することが土壌の肥沃度を上げるプロセスの一部として重要である。

情報源 国連環境計画(UNEP)ニュース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境
健康・化学物質
自然環境
大気環境
水・土壌環境
環境総合
キーワード 気候変動 | 国連環境計画 | 亜酸化窒素 | 化学肥料 | 有機農法 | 持続可能な窒素管理に関するコロンボ宣言 | 汚染リスク | 窒素廃棄物 | 吸器疾患 | 窒素固定作物
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