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 国際再生可能エネルギー機関、持続可能な水力発電を推進するための協力関係を国際水力発電協会と締結

発表日:2021.02.03


  国際再生可能エネルギー機関(IRENA)と国際水力発電協会(IHA)は、再生可能エネルギーの利用拡大という共通の目的を確認し、正式なパートナーシップ協定を締結した。合意の一環として、同機関はIHAの新しい国際フォーラム「揚水発電に関する国際フォーラム」にも参加し、主導的な役割を果たすことになる。水力発電は世界における再生可能エネルギー容量の半分以上を占める最大の再生可能エネルギーであり、直接の雇用者数は約200万人に達する。同機関の報告書「Global Renewables Outlook」によると、世界がパリ協定の目標を達成するためには、2050年までに850GWの水力発電設備を追加で設置する必要があると推定している。同機関は、水力発電を再生可能エネルギーの中で重要かつ中心的な要素と考えており、最近発表したCOVID後の復興アジェンダでは、2030年までに持続可能な水力発電への投資を年間220億ドルから550億ドルへと150%増加させることを推奨している。

情報源 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 水力発電 | 国際再生可能エネルギー機関 | 揚水発電 | パリ協定 | パートナーシップ協定 | 国際水力発電協会 | Global Renewables Outlook | 持続可能な水力発電
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