国連環境計画、今後10年間でメタン排出量を削減するための緊急措置を講じる必要性を喚起

発表日:2021.05.06

国連環境計画(UNEP)および気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC)が発表した「世界メタン評価」によると、人為的に発生するメタンの排出量は、今後10年間で最大45%削減できることがわかった。これが実現されれば、2045年までに地球温暖化による気温の上昇を0.3℃近く緩和することができ、世界の気温上昇を1.5℃に抑えるというパリ協定の目標を達成できることになる。メタンは強力な気候変動要因となる気体であり、危険な大気汚染物質である地上オゾン(スモッグ)の形成に重要な役割を果たしているため、45%削減することで、26万人の早期死亡リスク、77万5千人の喘息関連の病院受診、酷暑による730億時間の労働力喪失、年間2,500万トンの農作物損失を防ぐことができる。メタンの削減は、今後25年間の気候変動抑制の最も強力な手段であり、二酸化炭素の削減を補完するものである。この10年間で可能な限りメタン排出量を削減するためには、国際的な協力が必要である。

情報源 国連環境計画(UNEP)プレスリリース
「世界メタン評価(Global Methane Assessment)」報告書
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | メタン | オゾン | 国連環境計画 | 緩和 | パリ協定 | 気候と大気浄化の国際パートナーシップ | 世界メタン評価 | 酷暑
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