海外ニュース


 アメリカ海洋大気庁、2009年12月と2009年1年間の気象観測データを公表

発表日:2010.01.21


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)気候データセンターは、2009年12月の世界の海表面の温度が、20世紀の平均温度約15.8℃を0.5℃上回り、1880年以降の観測史上2番目の暖かさを記録したと発表した。12月は全球地表面・海表面温度が、20世紀の平均温度12.2℃を0.5℃上回り、史上8番目の暖かさだった。一方、地表面の温度は、20世紀の平均気温3.7℃を0.4℃上回ったものの、2002年以降最も寒い記録となり、北半球の積雪被覆面積は史上2番目の大きさとなった。また、2009年1年間のデータについては、全球地表面・海表面温度が14.4℃で史上5番目の暖かさを記録。さらに、2000~2009年の10年間の平均気温は、1990~1999年の平均気温14.3℃を上回る約14.4℃で、史上最も暖かい10年となった。この他、12月の北極の海氷面積は、1979~2000年平均から6.6%減少、南極の海氷面積は平均を2.1%上回った。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境
キーワード NOAA | 南極 | アメリカ海洋大気庁 | 地表面温度 | 海氷面積 | 北極 | 海表面温度 | 気象観測 | 積雪被覆面積
関連ニュース

関連する環境技術