アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、地球の状況に関する科学的データを最新の「見える化」技術で分かりやすく提供するため、グーグル社と研究開発協定を締結した。この協定に基づき、NOAAとグーグル社では、NOAAの有する海洋学、気象学、生物学、気候学のデータと、グーグル社のソフトウェア開発力を組み合わせて研究開発に取り組む予定で、グーグル社の様々なインターネットツールによって、NOAAのデータを世界中の利用者に分かりやすく提供できるのではないかと期待されている。具体的には、(1)NOAAの海洋探査船オケアノス号などによる科学調査への市民参加、(2)グーグルアースで利用するための海底地形図の編集・改善、(3)NOAAの海洋学データの公表、(4)NOAAの気候関連データの公表、(5)NOAAの教育用地球科学ディスプレイシステムで利用できるデータの増加、(6)海洋保護区や大陸棚の境界など海洋のゾーニングや規制に関する情報へのアクセスの提供という6分野での協力を予定している。
情報源 | アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ海洋大気庁(NOAA) |
分野 | 地球環境 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | NOAA | グーグル | アメリカ海洋大気庁 | グーグルアース | 環境教育 | 見える化 | google | 海洋学 | 海底地形図 | 気候学 |
関連ニュース |
|