イギリスのエネルギー・気候変動省(DECC)は、洋上風力発電の部品・技術の開発を支援する助成金について、第三期の申請(計800万ポンド)を募集すると発表した。また、すでに第二期までに助成を受けているクリッパー・ウィンドパワー社が、世界最大級の風力発電タービンの羽根を製造する工場を、イギリス北東部のニューキャッスルに建設すると発表した。この事業は、2010年第3四半期までの完成を目指しており、「ブリタニア・プロジェクト」として10メガワット級のタービンのモデル版の製造を予定している。羽根の長さは72mに及び、併せて新しい増速機器も開発する。ブラウン首相は「イギリス北東部は、洋上風力発電に関する技術・専門知識、急速に拡大する風力発電市場への投資企業数において最先端にある。豊富な風力資源と産業への本格的な支援を備えたイギリスは、最高の投資条件を満たしている」と風力産業の更なる発展に期待を寄せた。
情報源 | イギリスエネルギー・気候変動省(DECC) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリスエネルギー・気候変動省(DECC) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | タービン | 洋上風力発電 | DECC | イギリスエネルギー・気候変動省 | ニューキャッスル |
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