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 デンマーク気候エネルギー省、洋上風力発電のコスト削減・建設・立地に関する3報告書を公表

発表日:2011.04.29


  デンマーク気候エネルギー省は、洋上風力発電に関する報告書3件を公表した。1件目はコスト削減に関するもので、今後洋上風力タービン需要が増加しても、硬直した入札ガイドラインによる高額な違反金や早い納入期限等が改善されれば、2020年までに建設費と操業費は25~30%削減できるとしている。この報告書は、税務・コンサルティング会社デロイトが、2010年に実施されたアンホルト洋上ウインドファームの入札を事例に、関連企業や公的機関からの聞き取り等を検討して作成した。2件目は、沿岸部における風力タービンと小規模ウインドファームの建設指針に関してエネルギー局が作成したもので、量産型風力タービンが主力となると予測し、最適立地の調査やウインドファーム建設に際しての入札を行うとしている。3件目は、洋上風力タービン委員会の最新報告で、計画中のクリガース・フラック洋上ウインドファームは、同国の次期大規模ウインドファームとして最良の立地であるとしている。これら報告書は、同国における風力発電の継続的拡大に役立つと期待されている。

情報源 デンマーク気候エネルギー 省 プレスリリース
国・地域 デンマーク
機関 デンマーク気候エネルギー省
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | タービン | 洋上風力発電 | コスト | 建設 | 立地 | デンマーク気候エネルギー省 | 入札 | ウインドファーム
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